コントロール部分についての考察
GRAPHTECH GHOSTのHexpanderとAcoustiphonicの両方をギターに内蔵し、更にその上Fernandesのサスティナーも内蔵しようとすると、コントロールは以下の様な状況になります。
Ibanez RGに内蔵する場合ですが…
元々のコントロール
Master Volume
Master Tone
5P セレクタースイッチ
コレにGHOSTシステムの
MIDI Volume
Acousitic Volume
GK用S1/S2 スイッチ(両ハネ式のトグルスイッチ)
MIDI/Mix/Magnetic 選択スイッチ
Acoustic/Mix/Magnetic 選択スイッチ
とボリュームノブ2個、トグルスイッチ3個が加わり…
サスティナーの
ON/OFFスイッチ
MODE切り替えスイッチ
サスティナーボリューム
とボリュームノブ1個、トグルスイッチ2個が加わる事になります…。
合計でボリュームノブ5個、トグルスイッチ5個、セレクタースイッチ1個。
多すぎです。
作り直すつもりではあるんですが、ストラトのピックガードに満載するとこんな感じになってしまいます。
こちらのはプリアンプのようです。これ良いかもと思って日本橋に行ったり、電子部品の通販サイトなどで調べてみたりもしたのですが、スライドボリュームは抵抗値が10k,50k,100kのものはあるものの、500k、250k、という欲しい値の物が見つかりませんでした…。特注で作ってくれる所もあるにはあるみたいですが、「ワンオフ・パーツは使用しない」という原則に反します。
TSCさんの様に、自社でプリアンプを設計されている場合はパーツの値に合わせて設計できるのでしょうが、欲しい値のパーツを探す…という場合、こういう困難に直面してしまいます。
ただ、あまり頻繁に使わないコントロールはバックパネルに移動するというのは良い方法だと思います。ですので、今の所は使用頻度の少ないコントロールは、バックパネルにFender Jaguarのプリセットボリューム・トーンのように取り付けようと考えています。
これだと、空間さえ確保すれば20x20mm程度のアルミアングルに好きな値の物が入手しやすい直径16mmのボリュームを取り付ければ可能です。
ノブをどうするのか。というのが課題で、当初は金属製の丸棒に穴を空けて…あと操作しやすいようにナール(外周のギザギザ)をどうやって入れようか…と考えていましたが、メカトロニクス・パーツとして販売されている歯車でシャフト径が6mmのものから選べば代用ができそうです。歯車の歯の深さ、直径など複数のメーカーから同等品を選ぶ事もできるような感じなので入手難になる心配も少ないかなと思います。
あとは試作してみるのみですが、指をかるく押しつければボリュームが回り操作できるが服などで擦れても回りにくい配置や方向を試してみる必要はありそうです。
スイッチについては、サスティナーについては基板直づけなのでこの2つはいかんともしがたいように思います。外して延長する方法もありますが、専用のスペースをザグッているので基板の固定もできますので、このままいきます。
GHOSTシステム用のスイッチのうち、MIDI/Mix/Magnetic切り替えと、Acoustic/Mix/Magnetic 切り替えのトグルスイッチ2個については色々と検討しました。
マニュアルを見る限り、MIDI、Acoustiphonic、Magneticのそれぞれの出力等をGroundに落としてミュートするかしないかの切り替えを行っています。どちらのトグルスイッチもON/OFF/ONタイプの物を使っていますので、ONになったところが消音されるという事でしょう。
表にしてみると以下の様になります。
2個のトグルスイッチを使って上記の7通りのON/OFFをしているわけです。
StewMacの製品で「Freeway Pickup Switch」というちょっと大きいのが難ですが、こういうスイッチもあります。
http://www.stewmac.com/shop/Electronics,_pickups/Components:_Switches_and_knobs/Free-Way_Pickup_Switch.html
面白いと思ったのですが、黒が無いって言う事と、それぞれのポジションでの接続図を見てみたところ思うような事ができないのが分かったため不採用としました(´Д⊂ヽ
VGフォーラムを見ていると、このスイッチとSeymour Duncanのスイッチ内蔵エスカッションを組み合わせている方もおられます。Tripleshot Mounting Ringという製品のようです。
http://www.seymourduncan.com/products/accessories/triple-shot-mou/triple_shot_swi/
エスカッション付きのギターの場合は見た目もそれほど変えずにスイッチを増設できて良い製品だなと思います。
プッシュプルのスイッチ付きボリューム等と組み合わせるというのも良いかもしれません。
本題に戻って7通りの接続の切り替えなのでロータリースイッチという手も考えましたが、こちらも3回路で7接点以上のものを探してはみましたが、あるにはあるものの容積がデカすぎたりするため
止めにしました。事前に分かりそうなものですが、今どれがONになっているか分かりにくいという欠点もあるかなと思います。
結局の所は、スイッチについてはGuitarworksさんにて黒のON/OFF/ONタイプのスイッチを2ヶ購入し使用することにしようと思っています。
S1/S2スイッチについては小型のプッシュONタイプのスイッチを取り付ける予定です。
まぁ、切り替えスイッチについては振り出しに戻ってしまったわけですが、方法を色々検討するために調べたりした事は無駄にはならないだろう。と思っています(^0^)
Ibanez RGに内蔵する場合ですが…
元々のコントロール
Master Volume
Master Tone
5P セレクタースイッチ
コレにGHOSTシステムの
MIDI Volume
Acousitic Volume
GK用S1/S2 スイッチ(両ハネ式のトグルスイッチ)
MIDI/Mix/Magnetic 選択スイッチ
Acoustic/Mix/Magnetic 選択スイッチ
とボリュームノブ2個、トグルスイッチ3個が加わり…
サスティナーの
ON/OFFスイッチ
MODE切り替えスイッチ
サスティナーボリューム
とボリュームノブ1個、トグルスイッチ2個が加わる事になります…。
合計でボリュームノブ5個、トグルスイッチ5個、セレクタースイッチ1個。
多すぎです。
作り直すつもりではあるんですが、ストラトのピックガードに満載するとこんな感じになってしまいます。
かなりギッチギチです。
一応、今回の改造にあたって、
「消耗・摩耗などで交換が必要になりそうな箇所にワンオフ・パーツは使わない」
「同じ物が年数経過後に入手できないとしても、代用品はすぐに見つかりそうなものを選ぶ」
「上記を満たした上で外観もイケてる感じに仕上げる」
ようにしようと個人的に決めています。
私事ですが、本業が機械のメンテナンスの仕事をしているため、後々の事を考えると上記の条件は結構重要です。トラブルや故障が起きて部品が入手できるまでの間、長期間修理できないというのは避けたいものです。
時には過ちも犯す人間が作る部品を使って、これまた過ちだらけの人がものを組み上げる訳ですから近いか遠いかはともかく「トラブルや故障は必ず起きる」前提で、起きた時に対処しやすいようにしておくのが肝要だと思っています。
2軸2連ボリュームにするという方法もありますが、ストラトのような樹脂製のツマミで2軸2連用のものっていうのがちょっと見つからなかった為、この方法はとらない事にします。
500k/250kの2連ボリュームはあるのですが、ノブが思うような物が無いのですよね…。
CRL用のノブは下部用のノブが大きすぎて見た目のバランスがイマイチですし。
GKドライバーの内蔵でよく知られていると思われる、TSCさんのサイトを見ると、EQなどにバックパネルにスライドボリュームを付けている施工が紹介されています。
TSCさんの様に、自社でプリアンプを設計されている場合はパーツの値に合わせて設計できるのでしょうが、欲しい値のパーツを探す…という場合、こういう困難に直面してしまいます。
ただ、あまり頻繁に使わないコントロールはバックパネルに移動するというのは良い方法だと思います。ですので、今の所は使用頻度の少ないコントロールは、バックパネルにFender Jaguarのプリセットボリューム・トーンのように取り付けようと考えています。
これだと、空間さえ確保すれば20x20mm程度のアルミアングルに好きな値の物が入手しやすい直径16mmのボリュームを取り付ければ可能です。
ノブをどうするのか。というのが課題で、当初は金属製の丸棒に穴を空けて…あと操作しやすいようにナール(外周のギザギザ)をどうやって入れようか…と考えていましたが、メカトロニクス・パーツとして販売されている歯車でシャフト径が6mmのものから選べば代用ができそうです。歯車の歯の深さ、直径など複数のメーカーから同等品を選ぶ事もできるような感じなので入手難になる心配も少ないかなと思います。
あとは試作してみるのみですが、指をかるく押しつければボリュームが回り操作できるが服などで擦れても回りにくい配置や方向を試してみる必要はありそうです。
スイッチについては、サスティナーについては基板直づけなのでこの2つはいかんともしがたいように思います。外して延長する方法もありますが、専用のスペースをザグッているので基板の固定もできますので、このままいきます。
GHOSTシステム用のスイッチのうち、MIDI/Mix/Magnetic切り替えと、Acoustic/Mix/Magnetic 切り替えのトグルスイッチ2個については色々と検討しました。
マニュアルを見る限り、MIDI、Acoustiphonic、Magneticのそれぞれの出力等をGroundに落としてミュートするかしないかの切り替えを行っています。どちらのトグルスイッチもON/OFF/ONタイプの物を使っていますので、ONになったところが消音されるという事でしょう。
表にしてみると以下の様になります。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | |
MIDI | × | × | × | ○ | ○ | ○ | ○ |
Acoustic | × | ○ | ○ | × | × | ○ | ○ |
Magnetic | ○ | × | ○ | × | ○ | × | ○ |
2個のトグルスイッチを使って上記の7通りのON/OFFをしているわけです。
StewMacの製品で「Freeway Pickup Switch」というちょっと大きいのが難ですが、こういうスイッチもあります。
http://www.stewmac.com/shop/Electronics,_pickups/Components:_Switches_and_knobs/Free-Way_Pickup_Switch.html
面白いと思ったのですが、黒が無いって言う事と、それぞれのポジションでの接続図を見てみたところ思うような事ができないのが分かったため不採用としました(´Д⊂ヽ
VGフォーラムを見ていると、このスイッチとSeymour Duncanのスイッチ内蔵エスカッションを組み合わせている方もおられます。Tripleshot Mounting Ringという製品のようです。
http://www.seymourduncan.com/products/accessories/triple-shot-mou/triple_shot_swi/
エスカッション付きのギターの場合は見た目もそれほど変えずにスイッチを増設できて良い製品だなと思います。
プッシュプルのスイッチ付きボリューム等と組み合わせるというのも良いかもしれません。
本題に戻って7通りの接続の切り替えなのでロータリースイッチという手も考えましたが、こちらも3回路で7接点以上のものを探してはみましたが、あるにはあるものの容積がデカすぎたりするため
止めにしました。事前に分かりそうなものですが、今どれがONになっているか分かりにくいという欠点もあるかなと思います。
結局の所は、スイッチについてはGuitarworksさんにて黒のON/OFF/ONタイプのスイッチを2ヶ購入し使用することにしようと思っています。
S1/S2スイッチについては小型のプッシュONタイプのスイッチを取り付ける予定です。
まぁ、切り替えスイッチについては振り出しに戻ってしまったわけですが、方法を色々検討するために調べたりした事は無駄にはならないだろう。と思っています(^0^)
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