投稿

12月, 2012の投稿を表示しています

サスティナー取り付け部分のザグリ(1)

イメージ
約半年以上も前々回の記事からは更新していなかったようですが、なかなか忙しくて作業が捗っておりません。この2、3ヶ月ほど少しは作業をしていたので、その分を一気に記事にしておきます。 サスティナーのキットを購入してからはほぼ2年ほど経過してしまっていますOrz サスティナーのキット(FSK-401)取り付けの部分は下の図のようなザグリを掘ろうと思います。 基板の左と下部が空いているのは、ピックアップやセレクタースイッチからの配線を繋ぐコネクター類がその部分に並んでおり、あまりタイトにしてしまうと配線を急激な角度で曲げなければならなくなる事を考慮して約5mmは空くように考えました。 マスキングテープをボディに貼り付けて、表面との厚みなどを慎重にチェックしながら彫り込む位置を割り出しておきます。 割り出した状態の所の写真は撮り忘れてしまっていますので、次のステップにいきます。 通常ならば、ここで彫り込むザグリの形状に合わせたテンプレートをアクリル板等で製作してトリマーやルーターで切削していく所かと思います。しかしながら、ルーターは所持していないので分かりませんが、トリマーでもかなりの騒音を発します。また、高速回転する工具でケガの話もググると結構出て来ちゃったりしますので、ご近所の方との関係を良好に保つためにも使用は最小限にしたいところです。 そこでひとまずはミニボール盤にフォスナービット(ボアビット)を装着して切削したい所定の深さまで彫り込みます。直径15mmのビットを使用しました。 ボアビットはセンター部分が4~5mm程度、中心を出すための突起がありますのでその分は差し引いて掘りたい深さの所に目印を入れたテープを巻いています。 15mmボアビットで切削中 上から、電池ボックス用、サスティナー用、Graphtech GHOST基板収納用のザグリです。 ボディ全体 電池ボックス部分で約20mm、サスティナー部分で36mm、Graphtech GHOST用のザグリで約25mmの深さまで掘りましたが、所持しているボール盤というのも結構安物で、トルクも高くないせいもあり、ここまで掘るのにほぼ1日かかりました。 年末年始は休暇ですが、さすがにご近所の方もゆっくりされているところに騒音の出る作業はしたくありませんので

Electrosocketの取り付け穴

イメージ
かなり長期間記事の更新が出来ませんでしたが、木工については結構作業が進みました。 年の瀬ではありますが、幾つか記事を更新したいと思います。 ギター改造などをされる方ならご存じの方も、Telecasterのジャック取り付け用の部品としてアルミ削り出しのパーツが販売されています。こんなパーツです。 テレキャスの場合だと、ジャック取り付け部分は平面になっているため、上のパーツに交換した場合でもフランジ(つば)の部分がボディに密着します。が、ストラトなどにジャック増設するために付けたりした場合だと、曲面に取り付けることになるため下の写真の様な状態になります。 フランジの左右が浮いているのが分かるでしょうか? ねじ止めしてしまえばそれほど強度に影響があるとは思えませんが、なんとなく不格好です。 なので、下の様なジグを作ってフランジ部分を落とし込めるように切削します。 Dremelのビットの先端から、前の記事で取り付けたベアリングまでの距離と、掘りたい深さを考慮して、12mm厚のMDF板に直径25mmの穴をフォスナービット(ボアビット)で空けた物を使用します。 下は、別のジグを取り付けた写真になりますが、20mm x 40mm、厚さ2mmのアルミアングル材にM4のタップでねじ穴を空けた物をボディにジグを固定するのに使用しています。アルミアングル材のボディに当たる面には、1mm厚のゴム板を貼り付けて傷の予防と滑り止めを兼ねるようにしてあります。 ジグのねじ穴は皿ねじを入れて平面になるように、また、アングル材の間隔がボディ厚の45mmちょうどになるよう穴あけしてあります。 Electrosocketは使えるジャックもSwitchcraft社製のものなどのインチ規格のピッチのねじ山のジャックでないと取り付けできません。(3/8インチ≒9.5mm。日本製のジャックは取り付け穴は大抵9mmでねじのピッチが異なります。) フランジ部分は約25mm(多分1インチ=25.4mm)、筒の部分は22mm(7/8インチ=22.2mm)で製造されているものかと思います。 左右の浮いている部分からボディまでが約4mm程度でしたので深さ4mmほど上記のジグとDremelにルーターアタッチメントを付けた物で彫り込みます。 出