トレモロスプリングカバーの作成

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。

コントロールキャビティのカバーもサスティナー搭載によりキャビティ拡大するため作り直す事になるのですが、素材としてブラックパールのピックガード材で製作するつもりです。
まぁ見えない所のおしゃれといったところでしょうか。
それに伴い、トレモロユニットのスプリング部分の蓋も同じ素材で作成するのですが、Tremol-Noというユニットを取り付けるため操作するための穴を空けておく必要があります。

IbanezのRG1202NN用のものは、元々のカバーをまず加工します。
Tremol-Noのねじを操作するためのテンプレートの図面もTremol-No.comのサイトにて用意されています。
以下のリンクから、あうものを探して下さい。

SuperStrat Style 6Stringと名付けられた物を参考にしました。

角穴の横幅(弦と平行方向)は上図では39mmとなっています。ストッパーも付属してはいますが、固定する駒がハンガーの方向へ入り込んでしまった場合非常に困るので15mm程長く、54mmにしました。


このまま使っても良いのですが、これをテンプレートガイドに使用します。
このプレートよりも多少大きめに素材を切り出します。



素材を両面テープで固定します。



ベアリングを付けたルータービットを装着したDREMELとシャーパー/ルーターテーブル 〔231AA〕を使用して外形を切り出します。ルーターテーブルは、中の説明書を参考にシナベニアの板で天板を拡張しています。



テンプレートが下になるようにして、テンプレートにベアリング、ビットはピックガード素材に当たるように高さを調整して切り出します。



うまく切り出せました。
Tremol-Noの操作用の角穴はビットが入る程度の穴を先に空けておきます。ビットの径が6.4mmのものを使用していますので、8mm程度のもので良いかと思います。


この穴に先ほどのルーターテーブルのビットを入れて角穴をあけます。



取り付け用のねじ穴(3.2mm)をあけて、皿ねじ用の面取りをしてできあがりです。

Tremol-Noを取り付けたギターに装着したら、こんな感じになります。


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