Wilkinson VS-100N ベースプレートの改造

トレモロユニットのベースプレートの穴あけは、当初プロの方にお願いしようと思っていました。というのも弦高調整のイモネジを受ける溝と溝の間にピンポイントに穴あけをしなくてはいけないため、自分の技量ではとてもそんな精度の工作ができそうになかったからです。
とはいえ、現物の写真と希望の作業内容を記してネットで幾つかの工場に問い合せたり、飛び込みで数件車で行ける範囲の所に電話して現物を持って行って見てもらったりしましたが、返信頂けなかったり、目の飛び出るような金額を提示されたりでショボーン(´・ω・`;)としておりました。
ドリルや、小型のボール盤、DREMELのルーター等は既に所持しているものの、自分がしたい作業をするには「フライス盤」という物が必要ということが判ったものの、こちらも今回の改造をするだけのために購入できるような金額ではありません。調べてみたところ15万円位はするものでした。また、買ってすぐに使いこなせるという保証もどこにもありません。

よくよく調べてみると、個人からの金属加工の注文を受け付けて、いわゆるワンオフ物を製作してくださる工場などは結構あるみたいなのですが、私の今回のケースの様に既にある製品に追加工をするという内容の場合はやはりどこも難色を示されたりするようです。

作業をされる手間を考えると当然といえば当然の話ではあります。
まっさらな状態のものから図面通りに物を作るのと、既にある程度形の出来上がっているものを採寸して修正して加工するのとでは手間と時間の掛かり方が全く違います。その違いがそのまま金額に反映されると考えれば難色を示されたのも合点がいきます。

そこで、色々と考えた結果、正確に加工をするための手助けをしてくれるジグのようなものを製作してもらおうと考えました。
図面としては以下のような感じです。

 VS-100N加工用ジグ

フライス盤を購入するような金額にならなければ、上のものの製作を依頼して穴あけ自体は自分で作業しようかと思います。

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