シルクスクリーン印刷の過程

コンプレッサーの時は写真を取り忘れていたので、2つ目は写真を撮りながら作業しました。
Ugly Faceのケースですが、コンプレッサーと同じくクリア塗装が残ってますが、印刷ができました。
こんな感じです。

SN390054.jpg










サウンドサンプルを聞いた感じの印象で、なかなか素直に言うことを聞いてくれない感じがしたので、あえてピンクに赤い文字でじゃじゃ馬な感じの女の子というイメージの書体にしてみました。書いててかなり恥ずかしいですけれど殮
アヴリル・ラヴィーンのアルバムジャケットとかを多少イメージしてみたんですが…。
実は結構ファンだったりするので。


SN390050.jpg
スクリーンに感光剤のフィルムを密着させて霧吹き等で湿らせます。

SN390051.jpg
感光剤がスクリーンに定着したら保護用のフィルムを剥がして乾かし、印刷したい図柄をプリントしたOHPフィルムを密着させます。
ここでは、透明なアクリル板を乗せてクリップで挟んでいます。

SN390052.jpg
そして、紫外線ランプ(私は感光基板を作る時に使うランプを使用しています。)を当てて5〜7分位感光させます。

SN390048_0001.JPG
その後、2〜3分水に漬けて現像したのがこちらです。

SN390053.jpg
その後、霧吹きや目の細かいシャワーで流すとフィルムで印刷していた部分が流れ落ちていきます。
スクリーンの向こうが透けているのが判りますでしょうか?
良く乾かして、再度5分くらい先ほどのランプで感光させて、版はできあがりです。
ケースに密着させて、スキージ(へらのようなもの)で撫でてインクを延ばしていくと先ほどのような感じに転写されます。

SN390054.jpg
できあがりです。秊

コメント

  1. おひさしぶりです
    うは、これはかわいいですね
    この外見で出てくるのはあの音(笑
    やはり視覚は演奏内容にも影響しますから
    おろそかにできませんよね…
    ぼくの演奏も10�LEDの光に翻弄されてます
    …まぶしい(笑

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  2. お久しぶりです。コメントありがとうございます。
    10mmのLEDですか。現物は見たことないですが、それも凄そうですね。
    ケースのペイントをすると手間も時間もかかってなかなか完成させられないのが困る所です。
    判っているのにやってしまうのは「おしゃれは足下から」と心のどこかで思っているからか、履き倒れの神戸出身だからなのか自分でもよくわかりませんw。

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  3. 初めまして!
    楽しく拝見させていただきました。
    ピンクのデザイン、すごく可愛いですね!
    私も自分用の機材を自作していますが、
    シルクスクリーン印刷に挑戦してみようと思いました。
    お使いになられている、シルクスクリーン印刷の
    道具(材料?)はどちらに行けば手に入りますか?

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  4. コメントありがとうございます。
    私もいろんな所を当たったんですが、最終的には通販で調達しました。造How.comというショップです。
    http://www.zowhow.com
    感光基板を作る為の紫外線ランプを持っておられれば露光時間はちょっと違いますが同じような要領です。
    インクはアクリル絵の具を使用しています。失敗しても濡れ雑巾で拭いたらやり直しがきくので。

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  5. ありがとうございます!
    感光基板用のランプは持っていますので、
    早速手配して、画像と文を参考に作ってみます。
    とても役立つ情報ありがとうございます。

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