XenServer5.5 をUSBメモリーにインストール

http://www.xenappblog.com/2009/how-to-install-xenserver-5-5-on-anexternal-usb-drive/

を参考にやってみました。
使用したハードウェアは以下の通り。
M/B: ASUSTek M3A78Pro (BIOS 1305)
CPU: AMD PhenomII 905e
CPU Cooler: Sythe KABUTO
Memory: Kingston 8GB (DDR2-1066)
PSU: Enermax LIBERTY ECO ELT500AWT-ECOCL
Case: Antec SOLO
RAID Card: Adaptec 2405

USB Flash Memory: Buffalo MB-RUF2-16GB

VMでファイルサーバも動かす予定なので、RAID Cardも取り付けてはいますが、まずはホストOSというかをインストールするためHDDは一切取り付けていません。

手順としてはこんな感じです。
1. USBフラッシュメモリと光学ドライブ以外はケーブルを取り外しておく。XenServerのインストーラは、検知したHDDを4GB/4GB/残り全てに自動パーティショニングしてインストールされてしまうようです。直前にダイアログは出ますけど、間違ってHDDのデータを消したりしないようにするにはケーブルを取り外しておくなどしておいた方がいいでしょう。
2.Citrixのサイト(http://www.citrix.com/lang/English/lp/lp_1688615.asp)からXenServer5.5とVMにLinuxを使う場合はLinuxキットもダウンロードしてCD-Rに焼いておく。
3.CD-Rで起動して、USBメモリにインストールしていく
4.インストールが終了したら、一旦XenServerのインストールCDから起動して「Welcome to XenServer」という画面でF2を押し、プロンプト「boot:」に「shell」と入力して起動する。
5.システムが起動したら、
mkdir /tmp/sda
として、一時的にマウントするディレクトリを作る
6.USBメモリを先ほど作成した一時フォルダにマウントする
mount -t ext3 /dev/sda1 /tmp/sda
7.パーミッションを変更する
chmod -R 664 /sys/block
8.システムファイルをコピーする。Input/Output っていうエラーが出ますが気にしないこと
cp -R /sys/block/ /tmp/sda/sys/block/
9.ルートの場所を変更します。
chroot /tmp/sda
10.USBメモリの/bootフォルダに移動します。
cd /boot
11.initrdイメージの名前を変更してバックアップします。
mv initrd 2.6.18-128.1.6.el5.xs5.5.0.496.1012xen.img initrd-2.6.18-128.1.6.el5.xs5.5.0.496.1012xen.img.old
12.新しいinitrdイメージを作成します。
mkinitrd –-with-usb initrd-2.6.18-128.1.6.el5.xs5.5.0.496.1012xen.img 2.6.18-128.1.6.el5.xs5.5.0.496.1012xen
13.XenServer 5.5インストールディスクを取り出して再起動します。

こんな感じの手順で一応できました。
URLのサイトの英文を訳しただけの用な感じもしますけど…
この手順を踏まないと、Welcome to XenServerの画面が出た直後に再起動がかかってしまいます。

仮想マシンにインストールしたり、管理するソフト「XenCenter」がWindows版しかないのがかなり残念。
XenServer自体はLinuxベースなのに…

VMwareのESXiも同じような状況だったな。まぁ、対応してるNIC買うのが面倒だったのでXenServerにしたんですが。

まあ、あとは仮想マシンにOSをインストールして、vncviewerとかでLinuxからでもサーバ上の仮想マシンを操作できるというようなことを書いてあるサイトも調査中に散見したのでインストール後は何とかなりそうである。

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